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住宅の耐久年数の考え方

私たちの手掛ける木造住宅の構造躯体には紀州半島で育つ樹齢50~65年の桧と杉をつかいます。
木材は樹齢50~65年くらいを目途に最も強度が高くなり、それ以上の年数は大きくはなっても強度は平行線をたどります。

植林して建築資材として使うまでに50年以上の歳月を必要とする木材をありがたく頂戴するということは、利用した本数と同じだけまた植林をしなければなりません。
その植林した木材を使うまでにまた50年の歳月が…

その現実を考えると、住宅の最低必要な耐久年数は50~65年以上ということになるわけです。
四季のあるこの日本には欧州のように乾燥して寒い時期と東南アジアのように高温多湿な時期が1年周期で訪れます。
その環境の中で50年以上も耐久性を確保することは容易ではありません。

住まい手の未来とこの国の継続的な資源のことを思うと安易に建築を考えてはいけません。
次の世代に繋げることを前提に1棟ずつ丁寧な家づくりを続けていくつもりです。

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by oz-works | 2019-10-16 18:30 | Comments(0)