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引渡しの時に想うこと

先日、またひとつ木の家を引き渡ししました。

私たちの家づくりでは引き渡しの時に、テープカットしたり、赤い絨毯を引いたり、お礼の手紙を読んだりと特別な演出は一切しません。

出来るだけそっと住まい手のもとへ木の家をお渡しします。

よく引渡す時に、設計した方や施工した方がなんだか寂しい気分になったり、娘を嫁に出すような気分なんていうことを聞きますが自分はそういう気持ちにはなりません。

設計した自分はこの木の家のことを隅々まで知っています。なにが起きても対応できます。

しかし、住まい手にとってはいきなり暮らしがスタートするわけです。

ほんとうに思い描いた暮らし方ができているのか?

そんなことを考えると、引き渡しで寂しいなんていう気分には到底ならないわけです。

木の家はあくまでそこで暮らす方の道具のようなものです。

定期点検を継続するのは住まい手の暮らしを、我々のつくった木の家がしかっりと寄り添っているかどうかの確認をするためでもあります。

そんなことを引き渡し、取説の最中ずっと考えています。

その日を特別な日にしないように。

ずっと責任をもって家守りをすると宣言する日なのです。

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by oz-works | 2020-03-19 18:03 | Comments(0)